読書ノート「ゾンビ経済学」
本日のお題はこちら。
- 作者: ジョンクイギン,John Quiggin,山形浩生
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2012/11/08
- メディア: 単行本
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「抽象的な経済理論はそれになじんでいない人々にとっては明らかに非現実的に見える。でもそれがいっしょになり、政策プログラムと組み合わされると、ほとんど抗し難い存在となる」
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
(金融の)市場は完全効率性に極めて近くて、その非効率を活用して得られる収益は、それを発見するための技能と努力の費用に等しい」ようしおとうさん市場の歪み見つけて億っちゃうぞ
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
「天才とは上向き市場でのレバレッジだ」おおお
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
「・・あらゆる(金融市場の)参加者がリスクなしで利益を上げているように見えたら、そのリスクは何か低確率の事象に押し付けられているはず」うわああああ
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
「マネーサプライ成長を、低インフレに相当する水準に引き下げると政府が事前に発表し、その方針を絶対に変えないという信頼できるコミットメントをする」おや、どこかで聞いたような・・実はサッチャー政権のお話
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
「・・企業も労働者も合理的に期待を調整して、インフレはすぐに下がり、失業を長期間続ける必要は無くなる」しかし、この学説にもかかわらずサッチャー政権初期はすごい失業率に苦しみました
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
「人々は、DSGEモデルで想定されているような、無限の先見の明に満ちた、無制限の合理的最大化マシンではないし、またそんなものにはなれない」(DSGE=動学的確率的一般均衡
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
米国は機会均等で誰にでも成功のチャンスがある、という神話は広く流布されているが、貧困層は貧困のままで金持ちの子はまた金持ちという事実。。 <トリクルダウン理論
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
アメリカが機会の国であり、空前の社会移動性を持つ社会だという国民的自己イメージ。しかし実証研究はこれを否定している
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
「現在幅を効かせている、数学的論理的厳密さの強調は、他の社会科学にはない内的整合性を経済学に与えてくれた。しかし整合的に誤っているなら、何の意味も無い」あああああ
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月9日
易しいです。
著者の提案は3つ。
・厳密性より現実性を重視
・効率性より平等性を重視
・傲慢さより謙虚さを重視