読書ノート「スティグリッツ 公共経済学」(その2)
続きです。
- 作者: ジョセフ・E・スティグリッツ,藪下史郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2003/10/24
- メディア: 単行本
- クリック: 15回
- この商品を含むブログ (20件) を見る
スティグリッツ 公共経済学〈下〉租税・地方財政・マクロ財政政策
- 作者: ジョセフ・E.スティグリッツ,Joseph E. Stiglitz,藪下史郎
- 出版社/メーカー: 東洋経済新報社
- 発売日: 2004/01
- メディア: 単行本
- クリック: 18回
- この商品を含むブログ (10件) を見る
補正税。corrective taxes 税収をあげるとともに資源配分の効率性を改善する税金。たばこ税とか。これを「二重の配当」と呼ぶ。極端な自由主義者は煙草を吸いまくって死ぬ自由も主張すると聞きます
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
ここの記述には「ピグー税」の名前は出てきませんが、補正税とピグー税は違う概念なのかしら?
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「市場の失敗」に対応するためとして政府の介入が正当化されるわけですが、政府も完全な情報を持たない以上、政府もまた失敗する可能性があるし、官僚や政治家が社会全体の厚生増加ではなく自らの福利を優先させることも(公共選択論も勉強したい
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「租税制度は、ある観測可能な変数、すわなち所得や支出のような変数に基づいていなければならない」貨幣で測定できないものは課税物件・課税標準にできないということ
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「一般的な哲学的議論の概念の多く(厚生など)は直接的にそ測定できない」いい思いをしているから課税してやる!というのは無理
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「「所得」でさえ一見したほどうまく定義されていない」所得は税法の固有概念であり、その定義は難しい
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
所得税を学ぶなら佐藤英明先生のこちらが絶賛お勧めスタンダード所得税法 amazon.co.jp/gp/product/433…
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「良い政府の特徴 透明性 transparency 誰が負担し、誰が受益しているか明確な政府(税制・再分配)」日本に蔓延する不信感はこれが満たされていないからか
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「透明性の観点からすると、法人税はそれを実際に払っているのが誰か明らかでないため、最悪の税の一つ」法人税を負担しているのは生身の人間=株主・従業員・顧客であります
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
「法人は地方公共団体から受益しているんだから外形払え!」というのは空論で取り易い所から取っているだけだろうと
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月21日
今夜はここまで。
まだまだ続きます。