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すらすら経済学を学ぶ日記。

会計・税務の実務家が経済学をすらすら学ぶ日記。

多面的にアフリカを知る。

読書の楽しみは、知らなかったことに目を開かせてくれることにあります。

経済大陸アフリカ (中公新書)

経済大陸アフリカ (中公新書)

アフリカというと、貧困、飢餓、内戦、ジンバブエのような失敗国家・・とネガティブなイメージばかりが思い浮かぶかと思います。
しかし、昨今話題のように石油やレアアースなどの天然資源開発が進み、経済発展が著しい一面も。
そして、その資源権益には中国が資源確保を狙い、開発と支援を行っていること。
一方では、大多数を占める農民は化学肥料の入手などもままならず、収穫があがらないため貧困のままであること。そのため、不平等度をあらわすジニ計数は信じがたい状況にあがり、貧富の格差がひらいていることも。
中国が進出する面が目立ちますが、日本商社なども進出。
などなど、アフリカの経済の状況を実にリアルに読みやすく紹介しています。


長期低迷が続く日本経済と、多額の援助にもかかわらずいっこうに「離陸」しなかった過去のアフリカ経済なども比較しつつ、多面的にアフリカを知ることができる一冊です。


お勧めいたします。