すらすら経済学を学ぶ日記。

会計・税務の実務家が経済学をすらすら学ぶ日記。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

石川秀樹先生のwebフリー経済学講義(マクロ編・第1回)

石川秀樹先生の講義を受講し始めました。 公務員試験や各種資格試験の人気講師ですが、教養としての学習にも適しているようです。 とにかくわかりやすい。テキストはこちら。 速習!マクロ経済学―試験攻略入門塾作者: 石川秀樹出版社/メーカー: 中央経済社発…

読書ノート「日本の貧困研究」

本日の題材はこちら。 第5章「貧困との戦いにおける最低賃金の役割」を学びました。 日本の貧困研究作者: 橘木俊詔,浦川邦夫出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2006/09メディア: 単行本 クリック: 8回この商品を含むブログ (11件) を見る 最低賃金制…

読書ノート「生活保護の経済分析」(その2)

読み終わりました。 2008年3月出版なので、リーマンショック後の急激な雇用環境悪化、現役層の生活保護急増の問題は触れられておりません。 また、あくまで(数式まで使用した)経済学的視点によるものであり、貧困問題を扱った本にありがちな道徳的糾弾や感…

読書ノート「生活保護の経済分析」(その1)

とかく感情的・情緒的になりがちな生活保護について、経済学の知見をもって分析した研究書です。 とにかく面白い。 生活保護の経済分析作者: 阿部彩,國枝繁樹,鈴木亘,林正義出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2008/03メディア: 単行本 クリック: 9回こ…

価格機構と学力選抜の類似性?

価格機構において、需要と供給が均衡したところで需要者が支払う価格は、その財を入手するために犠牲にしてもよい(あきらめてもよい)額であると考えられております。 100万円の財(例えば、自動車)を購入するということは、その自動車に100万円の価値があ…

障害を経済学的に考えると。

「(米国の)経済学者の多くは差別を禁止するための特別の措置は必要ない、と考えている。なぜなら、差別をすると損をするからである。差別とは、自らの偏見を満足させるために利益を犠牲にすることである。」 例:人種が異なるからといって、自分のレストラ…

価格規制は弱者のためにならない。

ニューヨークで行われた家賃の上限規制を論じた部分について学びました。 「公定価格は市場価格より低いため、自由市場においては供給者に帰属すべきであった金額が需要者に移転されたものと考えられる」(所得移転) 規制を唱える方々は「強者=持てる者」…

学習記録。2013年1月6日(日)

勉強したことは記録しておきます。①経済一般書 誰から取り、誰に与えるか―格差と再分配の政治経済学作者: 井堀利宏出版社/メーカー: 東洋経済新報社発売日: 2009/07メディア: 単行本購入: 3人 クリック: 27回この商品を含むブログ (9件) を見る 読了。 レビ…