読書ノート「日本財政 転換の指針」(その1)
本日のお題はこちら。
- 作者: 井手英策
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2013/01/23
- メディア: 新書
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日本は国際的な統計調査によると他者への信頼が低い社会に分類される。さらに、政府や官僚への信頼感も最低で、痛税感・重税感も非常に高い
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
「他者を信頼できない社会ではそもそも再分配の実現可能性が低い。自らが負担した税金が、(信頼できない)低所得者層へ再分配される時、堪え難い苦痛となるからである」ああああ
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
「経済成長や家族・地域の協業といった寛容の基礎が成り立たなくなったとき、中間層の生活基盤は動揺する。これは民主主義の手続きを通しての再分配への合意形成を難しくする」こうして適法に弱者に不寛容な社会が形成されていく。。
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
「自分たちが課税され、無責任とみなされるような人々を支えるために支出が行われるとすれば、納税者は憤慨するに決まっている」
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
生活保護は典型的な選別主義。資産・所得の調査と言う「恥ずべき暴露」も行われこの過程で給付を決定する役人も申請者も互いに不正・不公平を働いているのではないかという不信の連鎖が・・
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
一方、小中学校の教育などは所得や性別などいっさい関係なく普遍的に公共サービスとして給付される(普遍主義)。日本政府は世界的に見て極めて「小さな政府」で普遍主義的な公共サービスは次々減らされ選別主義が強まっている(これの原因は社会に渦巻く他者への不信
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
「・・こうして、人々の利益を満たすために知恵を出し合う政治ではなく、誰が無駄遣いするかを監視し告発する政治を私たちは当たり前と考えるようになった」うわああああ
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年3月30日
なかなか厳しく現実の日本社会を分析しております。
続きます。