経済学入門テキストいろいろ。(その1)
「経済学入門」的なテキストをいろいろ読み漁っています。
中にはわかりやすさを追求しすぎて
もはや「経済学」の原形を留めていないものもありますが・・w
今日はこんなのを読み終わりました。
- 作者: 石川秀樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2009/06/09
- メディア: 単行本
- クリック: 3回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
身も蓋も無いタイトルですがw
学部1年生~2年生向けでしょうか。
わずか150ページ弱で、限界効用理論、無差別曲線から始まって
消費者/生産者理論、均衡、独占、市場の失敗まで
15章立てで簡潔にミクロ経済学を説明しております。
これは簡単にしすぎだろ!という章もありますが、
章末に穴埋めとか短文での定義説明の練習問題がついていて、
理解度もチェックできるという構成になっています。
ただし、この本には計算問題がまったくありませんので、
別のテキストで補う必要があります。
少しミクロ経済学を学んで
なんとなくわかってきたというレベルの方でも、
短時間で知識が整理できますので
入門書とバカにせず、手に取ってみてはいかがでしょうか。