読書ノート「財政破綻は回避できるか」
本日のお題はこちら。
- 作者: 深尾光洋
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2012/07/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
著者は元日銀マンで現在慶応大学の教授を務めています。
引用:「(日銀非難本は)日銀の能力を買い被り過ぎている。金利がゼロに近づいた今日の状況で、日銀が金融緩和してデフレを止める能力はさほど高くない」
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月13日
「(日銀の能力への)誤解が生じる理由は、金融緩和が実態経済に影響するチャネルが十分に理解されていない」国債買いオペの代金は民間銀行の日銀当座預金に振り替えられるだけという説明が続きます
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月13日
続いて、著者(深尾慶応大教授)は補完当座預金制度(法定準備を超えた分に0.1%付利する制度)の撤廃を提言しています(もともと量的緩和論者であり、日銀出身ではありますが、執行部の政策には是々非々
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月13日
バーナンキFRB議長の例を引いて「金融政策にはもっとやれることがあり、量的緩和や信用緩和政策には絶大な効果がある」といわば虚勢を張ることで市場の期待を・・
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月13日
「市場の期待をうまくコントロールできれば株価や為替相場の変動を通じて金融緩和効果を高めることができる」にちぎんバズーカktkr
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月13日
財政破綻によるインフレで財産価値の国民から政府への移転が起きて、たいへんな苦しみを・・という近未来寓話が続きます。。
— すらたろうさん (@sura_taro) 2013年4月13日
タイトル(回避できるか)への答えははっきりしません。
200ページにも満たない小著ですし、
あまり新しい知見は得られませんでした。