すらすら経済学を学ぶ日記。

会計・税務の実務家が経済学をすらすら学ぶ日記。

独習者のためのkindle版で学べる経済学入門。

過去ログのこちらですが・・
独習者のためのおすすめ経済学入門テキスト。 - すらすら経済学を学ぶ日記。
だいぶ古くなりましたので更新したいと思います。

当時は経済学テキストのkindle版ってほとんどなかったのですが、最近、ずいぶん電子化が進んでいるようです。
実は、経済学のテキストは本棚に入りきらなくなってしまって、図書館にもあるものはだいぶ処分してしまいました。
kindle版ですとかさばらないのでいくらでも積むことができそうですw


①導入編。

何かと毀誉褒貶の激しい副総裁氏ですが、教科書執筆者としてはなかなか優れているものを書かれているのではないかと思います。
現実政策についての意見は含まれません。スタンダードな入門書。

経済学を学ぶ (ちくま新書)

経済学を学ぶ (ちくま新書)


伊藤元重教授の「入門経済学」。学部1年生の教科書としてよく指定されています。
ミクロとマクロが同時に学べるテキストで、初学者でも読みやすいと思われます。

入門経済学 第4版

入門経済学 第4版

残念ながら電子版なのに消費税分しか安くありません。


②ミクロ入門編。
ミクロ経済学?<プログレッシブ経済学シリーズ>―市場の失敗と政府の失敗への対策
ミクロ経済学?<プログレッシブ経済学シリーズ>―効率化と格差是正
Ⅰ・Ⅱ巻に分かれている八田教授のミクロ経済学kindle化されました。これは数式によらず、文章とグラフで説明しようとしているのでやはりボリュームが増えてしまうためかも。
これはとても読み切れない、という方でしたら、圧縮版のExpresswayが出ています。

これなら忙しい社会人でも読み切れるんじゃないかと。


残念ながら齊藤誠教授らの「NLASマクロ経済学」はkindle化されておりませんので、続いては金融編へ。

③金融編。
池尾和人教授のこれらをお勧めしたく。*1

現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)

現代の金融入門 [新版] (ちくま新書)

銀行の信用創造とか、中央銀行の役割とか、「金融の仕組み」について手軽に学べる一冊です。
私の目標はこれの内容をなにも見ないですらすら説明できるようになりたいところです。*2
時事的なこちらもkindle化されています。紙の本の値段の半分ですね。


これらはあくまで、社会人が趣味・教養レベルで学ぶレベルの「経済学」ですので、気軽に読んでみたらいかがでしょうか。



*1:リフレ派の怖い人来ないでー!!

*2:まだまだできておりません。